せからしか我が家

毎日がイベントの我が家!「せからしか」家族の暮らしと共に綴った亭主の日記! ※せからしか=うるさい≧にぎやか

美術館と博物館

お菓子の香梅で熊本城がお先に復活!

先日、両親と共に美術館へ参りました。

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熊本県立美術館では初の国指定重要文化財に指定された「巴螺鈿鞍(ともえらでんくら)」が展示されていました。


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ルノワール「胸に花を飾る少女」


最近では展示室内でも写真撮影OKとなりました。(一部の作品に限ります)


さて

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美術館を一歩出ると熊本地震で損傷した熊本城が修繕されている最中です。




さてさて、場所は変わり

熊本で一二を争う和菓子メーカー


お菓子の香梅


熊本市白山に本店があります。

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その店内に


見事に復元された熊本城を見ることができます。

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つい先日まで熊本市現代美術館で開催されていた展覧会で展示されていた高さ2mを超える1/20の模型が常設展示されることとなったようです。

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2016年の熊本地震により、まちのシンボルである熊本城も大きなダメージを受け、その被災状況は地元市民にも大きな衝撃を与えました。修復工事が続く熊本城は今も多くの部分が立入禁止となっています。今回の「天守再現プロジェクト」はそのような状況を受け、「熊本の力になることができれば」と熊本出身の特撮美術監督・三池敏夫氏と熊本市現代美術館がともに立ち上げ、多くの方々の賛同と多大な協力を得て実現した企画です。


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大天守のしゃちほこも見えます。

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現在、実際の天守閣は修復工事の途上にあり直接目にすることができませんが、映画製作の歴史の中で発展してきたミニチュア特撮の技術を駆使して、熊本の誇りである熊本城を皆さんの目の前に再現し、特撮美術ならではの形でその魅力をお伝えします。


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この暑い夏、店内で冷たいかき氷でもいただきながら、素晴らしい熊本城を眺めてはいかがでしょうか?






   



宇治の新茶と平等院鳳凰堂!


5月、五月晴れのこの日に、
少し脚を伸ばして京都の宇治に参りました。
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JR宇治駅

駅から平等院鳳凰堂へ徒歩で参ると、
お茶の名店が幾店もあり、
さわやかないい香りが漂っていました。
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まずは駅近の
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伊藤久右衛門商店

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名物の抹茶パフェ

抹茶はアイスやチョコなど多くのスイーツのコンテンツとして確立しています。

亭主はかつて抹茶の苦みと菓子類の甘さが合わさる感じが苦手だったのですが、息子は若くして抹茶スイーツが大好きです。


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辻利 宇治本店

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店奥には庭を眺めることができるカフェの雰囲気がまた美しい!

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宇治抹茶アイス最中がとても濃厚な味で絶品でした。(写真は店舗HPより)

何やら歴史ありそうな屋号は
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上林春松本店(かんばやししゅんそう)

ここは我が家のオフィシャル飲料
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「綾鷹」で有名です。

さて、宇治橋のほとり
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紫式部の像を横目にして参道を歩き、

平等院鳳凰堂へたどり着きました。

こちらです。
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パノラマ撮影でないと収まらない。


平安時代後期(1053年)に藤原頼道(ふじはらのよりみち)によって建立された阿弥陀堂であり、華やかな藤原摂関時代をしのぶことができる唯一の遺構です。

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お約束の十円玉です。

午前早々の朝日がまぶしく照らしています。

鳳凰堂は東側に面して建立されており、
これは池を隔てて西側に極楽浄土があることを表しています。


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裏側からの景色も美しい!


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(リーフレットより)

鳳凰堂は内部拝観が可能ですが、入場制限があります。
GWは当然待ち時間が長く、この日は午前10時の時点で3時間半待ちでした。

本堂の阿弥陀如来像天蓋
今思うと、一人で時間さえあれば3時間待ってでも拝むべき御仏ではなかったかと悔やまれます。

もし1時間程度の待ちでしたら
隣接するミュージアムを観覧していれば時は過ぎていくでしょう。

ミュージアム鳳凰館がまた素晴らしいのです。

館内のしつらえ、照明、空調、展示物までの導き、展示品の等級からミュージアムショップに至るまで

主役である国宝、重文級の芸術品を展示するのにふさわしい環境でした。

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屋根に飾られた一対の鳳凰は二代目ですが、初代鳳凰は館内に展示されています。
(リーフレットより)

言わずもがな一万円札の裏側のデザインであることを、この場では息子には言っていません。

また、大きく見事な梵鐘旧60円切手のデザインとなっています。
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小学生時代、切手収集マニアだった亭主にとって
かつて、世の中でわんさか見ることができた
この図柄の実物を拝むことができて本当に良かったです。


平等院は四季折々異なった顔を見せると言われていますので、できればあと四度ほど訪れたい場所であると思いました。
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(リーフレットより)

帰りの参道でも散々お茶を頂き、抹茶アイスと金時ソフトを食したにもかかわらず小腹がすいたので、駅近くのうどん屋さんへ入りました。

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はなれ 中村製麺 にて
京鴨南蛮をおいしくいただきました。

調子のっちゃって
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京山水(きょうさんすい:月桂冠酒造)を一杯だけ!

たいそうおいしいお昼ご飯となりました (^^♪






     

大エルミタージュ美術館展 in 兵庫県美!

第7回大阪マラソンの前日
兵庫県立美術館に行きました!


お目当ての展覧会はコレ⬇️
 
大エルミタージュ美術館展っす!


エルミタージュ美術館はサンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館であり、ルーブル、NYメトロポリタンと並び世界三大美術館と言われるうちの一つです。

その礎を築いたのが、
 
女帝エカテリーナ2世(在位1762〜1796)です。1764年にベルリンの実業家から取得した317点のコレクションから始まりました。

ちなみにこの絵画は撮影可でした。

今回の展覧会は同館の1万7千点のコレクションから、16世紀ルネサンス、17,18世紀のバロック・ロココまでの名画が展示されています。

亭主の好物を数点

ピーテル・ブリューゲル(息子)
《スケートをする人たちと鳥罠のある冬景色》1615-1620頃



ペーテル・パウル・ルーベンスと工房
《田園風景》1638-1640頃

この絵の隣に展示されていた弟子たちが描いたルーベンスと息子の絵画が微笑ましかったです。


17世紀のオランダ絵画と言えば亭主のど真ん中ストライク

レンブラント・ファン・レイン
《運命を悟るハマン》1660年代前半

死刑宣告を受けたハマンの表情と胸の内を表しています。

「レンブラントの作品を一枚手に入れて、部屋で眺めながら一人ウイスキーでも飲み、一日の疲れを癒す」そんな夢を見たところで到底かなうようなものではありませんし、

「ちーがーうーだーろー!」とツッコミが入りそうです💦


亭主はさらに
この方が描く肖像の男らしさが好き!

フランス・ハルス
《手袋を持つ男の肖像》1640年頃

素早いタッチかつ重厚に描かれています。


スペインからは

エステバン・ムリーリョ
《幼子イエスと洗礼者聖ヨハネ》1660年頃

続きまして

フランシスコ・デ・スルバラン
《聖母マリアの少女時代》1660年頃

裁縫の手を止めて祈りを捧げるマリア様の少女時代を描いた作品です。
トレードマークの赤と青の服は若くともマリア様を表しています。

フランスのロココからは
 
ニコラ・プッサン
《エジプトの聖家族》1657年

イエス様と両親がエジプトで施しを受けている風景です。

ところで、今回の展覧会のオフィシャルサポーターは

又吉直樹 大先生です。音声ガイドでも声を聞くことができたようです。

いや〜、満足しました(^^)

会期は来年の1/14までとたっぷり残っています。関西の美術ファンの皆様必見です。

(絵画の画像はHPからによります。)

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九博で 世界遺産 ラスコー展を観覧しました。

家族で九州国立博物館に行きました。

いつものように、ママには「梅ヶ枝餅を食べに行こう」と、息子には「ガチャがあるよ!」とだまくらかして、福岡へ連行しました。

今回の展覧会は

世界遺産 ラスコー展 です。

あの国語の教科書で習ったラスコー洞窟の壁画の世界を体感できるのです! 

亭主ワクワクです。

朝一番で行くと太宰府駅参道の駐車場(500円)は一番近いブロックに停めることができました。


会場入口も空いていました。

会場では、誤差1mm以下の精度で再現された実物大の洞窟壁画(まるで本当に洞窟内にいるよう)が展示されていました。

クロマニョン人が描いた壁画は、2万年前とはいえ、その描写力は見事で、また、鮮やか彩色がはっきり残っていることが素晴らしい!

彼らは真っ暗な洞窟内で動物の脂に火を灯して描いたと言われています。

なお、展示室内は数分毎に照明が落ち、ブルーライトに照らされると、

彩色に隠れた線刻(絵を際立たせる)がライトで浮かびあがります。

群れで川を泳いでいる様子のシカ

これらは地面から2mの高さにあり、ハシゴを使って描いたという説があります。


二頭のバイソンは

互いの尻の部分に濃淡がつけられ、遠近感を出しています。また、左の赤い部分は毛が抜け変わる時季を表現してあるようです。

等身大のクロマニョン人がリアル!

週末は夜8時まで夜間開館を行なってますが、たまに、映画ナイトミュージアムの様に実物のクロマニョン人が現れるらしいです。


動物を捕獲して調理したり、毛皮を縫い合わせる石器等も展示されていました。

なお、これら展示室内は一部撮影可能です。最近は撮影可能な展覧会が増えてきました。

グッズコーナーの写真がなく残念ですが盛況でした。


息子はガチャポン「仏像のミニチュアコレクション」にチャレンジ!

見事に、左の金剛力士立像の「阿形(あぎょう)」を手に入れました!

前回来館時に手に入れた「吽形(うんぎょう)」と合わせて「あうんの呼吸」が完成です!

組み立て、「机の守り神にする!」と部屋に持って行きました(^^)



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水俣市立水俣病資料館で強く学びました

熊本県水俣市のエコパークみなまたでは

春のローズフェスタが開催されていました。


園内には750種6500株のバラが春(5月)と秋(10〜11月)に満開となります。


入場無料(お気持ちで協力金を)で目の保養ができます。

公園内には親水海岸、物産館及び食堂も整備され、家族で一日中遊ぶことができます。

護岸工事が行われた親水海岸からは恋路島が見えます。この日はあいにくの天気でしたが、夕焼けがとても美しいでしょうね。


園内には遊具を備えた広場や球技場もあります。通路は木陰も多く、ランニングには絶好の環境ではないでしょうか?

平成2年、それまで水銀を含むヘドロに汚染されていた水俣湾は埋め立てられ、58.2ha(東京ドーム13.5個分)のエコパーク水俣が完成しました。

高濃度の水銀を含んだ海底の汚泥をしゅんせつし、湾奥部の約58万平方メートルに埋め立てた上で、海との境界(護岸部分)に「鋼矢板(こうやいた)セル」と呼ばれる直径29メートルの巨大な円筒を隙間(すきま)なく並べて封じ込めています。熊本地震で水俣市は最大震度5弱でしたが、県は鋼矢板セルなどを点検して「異常なし」としています。

鋼矢板セルの耐用年数は50年とされていますので、腐食や破損の可能性もあり、県は2008年、水俣湾埋め立て地の耐震や老朽化対策を検討する有識者委員会を設置し、調査を続けています。

また、水俣の海は平成9年7月に県知事が安全宣言を出し、元の美しい海に戻りました。現在、沿岸・近海では安心、安全な美味しい魚が流通しています。

その広大な公園の一角にあるのが
 
水俣市立水俣病資料館
国立水俣病総合研究センター水俣病情報センター
熊本県環境センター

の三館です。

国・県・市が三位一体となり公害問題や環境問題について情報発信する拠点を設けました。


水俣病資料館は、
水俣病の歴史と現状を正しく認識し、悲惨な公害を再び繰り返してはならないという切なる願いと、貴重な資料が散逸しないよう収集保存し、これを後世へ継承していくことを目的として、平成5年1月に開館されました。


開館後も最高裁判決での国、県の責任確定。被害者救済策の施行。地域再生の取組等水俣を取り巻く環境は大きく変化し、近年館内はリニューアルされました。

受付で写真撮影の許可をいただき、支障がない程度に撮影させていただきました。


昭和31年5月1日は水俣病の患者が公式確認された日です。写真は当時の保健所の公文書です。

しかし、原因企業のチッソはその後もメチル水銀を含む工場排水を水俣の海に流し続けました。これは昭和41年まで続きました。



作家の石牟礼道子さんは類い稀な文才と方言を駆使して、表現を持たぬ水俣病患者の代弁者となりました。

写真は著作「苦海浄土」の中の一文です。


経済成長の流れの中で、企業、国、県の対応は遅れ、多くの被害者が苦しみました。

写真の左下は患者の方が身体の症状の緩和のために半年間で服用した薬の包装です。

水俣市はこの負の歴史から立ち直り現在では有数の環境都市として生まれ変わり
ました。

低農薬の野菜や柑橘類は全国でも有数のブランドです。

しかし、水俣病患者の方や水俣の方々がこれまでもこれからも背負わされている負の歴史は、私のにわか知識では到底語ることはできません。

幸い、亭主はこの夏に再度この資料館を訪れる予定があります。
正しい知識をしっかりつけて、これまでの無知、誤ちを反省したいと思います。

なお、館内はミュージアムショップも充実しています。


現在、熊本県内の全ての小中学生は水俣病について学ぶ機会があります。

この日も大型バスが何台も停まり中学生を降ろしていました。

資料館のパンフレットにも記載してありますが、「水俣病はうつりません。」

無知な知識は差別を生み出します。子どもたちにしっかりと教育をしていくことが私たち大人の責任であります。

    
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1年越しの「円山応挙」展は裏切らない名展!(6/4まで!)

八代市立博物館未来の森ミュージアムで開催されている展覧会を見に行きました。
 
世界的に有名な伊東豊雄氏の設計による建物は周囲との調和をテーマにされています。


正面エントランス

今回の展覧会は   
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「円山応挙」(まるやまおうきょ)展

本来ですと昨年4月に開催されるはずでした。学芸員さんが展示と作品のチェックをすべて終え、翌日の開会を目前にした4月14日夜にあの熊本地震(前震)が起こりました。翌日、当博物館は、来場者と作品の安全を考え展覧会の中止を決定してすべての作品を京都にお返ししました。八代市はその夜に再び大きな本震に見舞われました。

「お借りした作品を天災から無事に守った。」
当博物館の学芸員さんの誠意と努力が実り1年越しの展覧会開催となったのです。

会場では臨済宗の相国寺(しょうこくじ=日本最古の法堂建築として一六〇五年に再建)が誇る日本屈指の応挙コレクションや弟子の呉春長沢芦雪(ろせつ)の作品を目にすることができます。


また、臨済宗相国寺派の大本山である相国寺(しょうこくじ)の歴史が分かりやすく解説されており、相国寺の塔頭寺院(たっちゅうじいん=高僧の死後、墓を守るためにお弟子さんたちが造ったお寺)である金閣寺(鹿苑寺)と銀閣寺(慈照寺)に所蔵されている美術品も併せて展示されています。


さて、円山応挙(1733~95)は江戸時代中期に京都で活躍した画家で、伊藤若冲をはるかにしのぐ人気画家でした。彼の特徴は圧倒的で緻密な写生術であり、それまでの日本の絵画にはみられない斬新な制作法でチラシの「牡丹孔雀図」らが描かれました。

会場内には、長さ3.6m、幅1.4mにも及ぶ
「大瀑布図」などの26点が展示されていました。
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展覧会チラシより(実物をご覧になってそのスケールをお楽しみください。)


中でも亭主が注目したのは「七難七福図巻」です。
経典に説かれる七難と七福をリアルに描くことで、仏神への信仰心と善行をうながす目的で制作された絵巻なのですが、絵巻に描かれているのは写生ではなく応挙が想像した天災(地震など)と人災(盗賊など)と福寿(豊作など)の様子が非常にリアルに表現されています。
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yahoo画像より(写真は福寿巻)

会場では触れられていませんが、天災の恐ろしさを身を持って感じた熊本県人へのメッセージが込められているのでは?と感じるとともに、

さらには、亭主が先月に観覧した熊本県立美術館での展覧会 「震災と復興のメモリー@熊本」に展示されていた  edoansei

国宝「江戸大地震乃図」 (安政江戸地震の情景を描いたもの)と相互リンクしているのではないか?とも考えられる名作でした。

(参照) 
5/16の日記「土佐の龍馬と肥後の小楠」展 


なお、展覧会場は(八代としては)非常に盛況で、学芸係長さんも駐車場整備で続々と訪れる観覧者への対応にあたっていらっしゃいました。
その姿にまた、大変頭がさがる思いで作品を堪能させていただきました。
           
    
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土佐の龍馬 肥後の小楠 展 の展示が濃い!

息子を口説いて男2人で熊本県立美術館に行きました。
熊本地震では収蔵品の一部に被害がありましたが、以前のように展覧会が開催されるようになりました。

今年度初の大型展として
 
土佐の龍馬 肥後の小楠」展が開催されました。

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会場入口では龍馬と一緒に写真撮影を行うことができます。

なお、「開催されました。」というのは残念ながらこの展覧会は5/14で終了したからです。

ただし、展覧会中の龍馬関連の史料は6月1~25日の期間に東京の「目黒雅叙園」で巡回展が開かれるようです。


ただ今、高知県立坂本龍馬記念館はリニューアルの最中であるため全国巡回展が実現しています。
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本家の坂本龍馬記念館のリニューアルにも期待!

横浜市の設計会社ワークステーションさんがきっと素敵な新館を設計してくださることでしょう。


さて、会場内では坂本龍馬が姉の乙女さんや後藤象二郎に宛てた直筆の書簡や下関海戦図、幕長海戦図等の資料に加え
 
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龍馬が愛用した脇差等が展示されています。

また、龍馬が訪れたことがある熊本藩の儒者・横井小楠にスポットを当て幕末の肥後についても特集されています。

激動の幕末の時代に、国事に奔走した二人の足跡を辿った良展だと感じました。



熊本県立美術館は熊本城の広大な敷地内にあります。

その熊本城は修復に向けて工事が始まりました。


天守閣には鉄骨が差し込まれ、足場が組まれています。この後周囲には飛散防止の幕が張られますのでこれが見納めとなります。


熊本や熊本城が大きな災害にみまわれたのは昨年が初めてではありません。 

古文書や絵画等で熊本の震災史を振り返り、復興を目指した人々の歩みに目を向けた展覧会がこちらです。   
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「震災と復興のメモリー@熊本」(~5/21まで)

展覧会では元和5年(1619年)に倒壊した八代の麦島城にかわり新築された八代城の図や、寛永10年(1633年)に発生した熊本地震に関する証言書などが展示されています。

なお特別展示されていた
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国宝「江戸大地震乃図」 (安政江戸地震の情景を描いたもの)を観覧することができたのは良い体験でした。


当初、息子はいやいやながらついてきましたが、龍馬(ゲームのキャラで出てくるので名前は知っている)に関する展示や常設展示されている印象派の洋画などをじっくりと眺めている姿も見られ、父に「しめしめ」と思わせた一日でした。

 
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人吉鉄道ミュージアムは子ども連れに優しい!

久しぶりに熊本県人吉市に行きました。

JR 人吉駅 及び くまがわ鉄道 人吉温泉駅

の隣に2年前にOPENしたのは
 
人吉鉄道ミュージアムMOZOCAステーション868


九州の鉄ちゃんなら、分かりますよね?
水戸岡 鋭治氏のデザインです。

ちなみに「MOZOCA(もぞか)」は可愛いという方言、「868」は熊本県人吉市や球磨郡の郵便番号です。

館内は

様々なプレート等マニアが喜ぶ展示もありますが、メインターゲットは小さな子ども連れの家族です。

ミニトレインは片道100えんで乗ることができます。


ミニトレインは館内を飛び出し、100m離れた人吉駅まで運行されています。

我が家が訪れたのは残念ながら終電後でした。

館内には他にも

子どもシアター


子ども講義コーナーなど、子ども目線の施設が満載です。

これらの椅子は



幼稚園児や小学校低学年にぴったりの可愛いサイズです。

屋上テラスからは人吉駅と発着する電車を見ることができます。

石造機関庫
1911年(明治時代)に建造された日本国内唯一の石造鉄道車庫です。

しばらくすると

観光特急「かわせみ やませみ」が通り過ぎました。

なお、亭主世代の熊本ケンミンは、JRの列車のことを電化、非電化に関わらず「汽車」って呼んでいました。
てゆーか、今でも呼んでいます。

対して、熊本市内の軌道を走る「熊本市電」のことを「電車」と言っています。



さて、人吉駅構内では名物「やまぐち」の立ち売り駅弁のおじさんがいらっしゃいました。

快く写真を撮らせていただきました。

現在では駅弁の立ち売り販売は全国でも数カ所でしか行なわれていません。


人吉駅敷地内には、種田山頭火の碑がありました。

「焼き捨てて日記の灰のこれだけか」

昭和5年9月、熊本県八代市の日奈久温泉から始まった山頭火の行乞(ぎょうこつ)において、人吉の宿で記したのが有名なこの句であります。


これまでため込んだ日記も焼いてみると灰(自分の生き様)はなんとわずかなものなのだ・・・


当ブログにそのまま当てはまる句であり胸にグサッと突き刺さりました(//∇//)



さーて!
人吉駅から徒歩数分の場所に人吉一の人気洋和菓子店が支店をもう一つ開かれました。

ラッキーブランチ 青井の杜


店先にはテラスが設けられています。

地元人吉の方々は大変奥ゆかしく(人目が気になるところで地元の方はテラスを利用するかしら?)と感じるくらい道路から丸見えでしたが、ターゲットは観光客なのでしょう?

ラッキーブランチの看板商品は

クリームチーズケーキです。

いつかはホール買いしたいと思っているのですが、ピース買い190円をテイクアウト!

爽やかで控え目な甘さが、またリピートしたくなる。球磨人吉を表しているかのような魅力あるスイーツです(^_^)



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新年!ジブリの立体建造物展に感動!


昨年は熊本県で大地震が発生し、お亡くなりになられたり、現在も大変な思いをされている方々がいらっしゃいますが、年がかわり少しでも気持ちを切り替えて頑張っていきましょう。



皆様明けましておめでとうございます(^^)

我が家のブログは復興の一助にもなり得ませんが、今年もご愛読の程よろしくお願いします。


まずはおせちをいただきます(^^)



さて、熊本市現代美術館で開催中の「ジブリの立体建造物展」に行きました。

三か月間のロングランですが、先日入場者数がなんと、15万人を超えた!との報道がありました。
小中学生は無料、かつ、12月17日(土)にディズニーのパレードが街中で開催されたことも入場者数を後押ししたようです。


その「ディズニーパレード」行ってみたかったのですが、当日、亭主は仕事だったためあきらめがついていました。ミッキー、ミニーと仲間たち、チップとディール、ダッフィーが来たよ〜とのことですが、11万人の人出と後から聞き、(回避してよかった・・・。)と思いました。


元に帰り、ジブリ展です。
朝から行きましたが入場券の列に行列ができています。なかなか熊本では見られない光景です。なお、当日券は大人1,300円ですが、JAFの会員証を提示すると1,000円で入場できます。


エントランスには

「ラピュタ城」が空中に浮いています。


「山鹿灯篭(やまがとうろう)」の技術で、木や金具は一切使用せず、手すきの和紙と糊だけで制作されたものです。

チケットを手に入れ、さあ入場!
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さっきから息子がポーズを取っているのは「油屋」(千と千尋の神隠し)の中に入りますよっ!の意でしょうか?


会場内にはZONEを8つ+熊本ZONEに区切り、ジブリ作品に登場する建物等の模型や背景画の水彩スケッチ、デッサン等が展示されていました。
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亭主のようなおじさんやおばさんは「アルプスの少女ハイジ」に登場するアルムのジオラマに目をひかれます。山小屋本体や什器、小道具の図面のデッサン(イメージボード)も本当に丁寧に細かくこだわってあります。「アルムのもみの木」まで忠実に再現してありました。

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「油屋」の模型は高さ3mほどありますし、よく見ると基礎や柱もしっかり組まれ、配管も勾配がつきクオリティの高さに感動します。
yahoo画像より

ジブリの建造物って、例えばハウルの動く城なんかも「お金と時間はかかるけど建築することが可能」ですと!


yahoo画像より

三鷹の森ジブリ美術館には「コクリコ坂から」「カルチェラタン」を思わせる「吹き抜け周り階段」があるそうです。次回東京に行くと決まったら速攻ローソンで予約して見に行きます。


この展覧会は閉会間際です。たくさんのジブリグッズが販売されているだけでも楽しい(^^)  加えて大工道具や柱材の違い等も展示されており、建築関係者必見。まさにお値段以上の展覧会です。

          
    
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熊本で大人の展覧会をハシゴした!

地震で屋根や石垣が崩壊した「熊本城」は現在も立ち入り禁止です。
熊本の悲惨な姿を象徴してくれています。
地震は終わっていません。

そのお城の近くで開催されている展覧会

「熊本県立美術館」
こちらも彫刻や屏風などの収蔵品に被害があったとのことです。


「ランス美術館展」(~9/4)

ランス(Reims)市はパリの北東、シャンパーニュ地方の中心都市です。パリからTGV(新幹線)で45分ほどの距離にあります。歴代フランス国王が戴冠式を行ったノートルダム大聖堂があります。シャンパンで財を成した富豪たちによってランス美術館のコレクションが築かれました。

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カミーユ・ピサロ≪パリのオペラ座通り、テアトル・フランセ広場≫

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右中央は 藤田嗣治≪授乳の聖母≫

ランス市内には、フランスに帰化した晩年の藤田嗣治が手掛けた「フジタ礼拝堂」があります。
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「フジタ礼拝堂=シャペルフジタ」
この中には1966年(藤田80歳)の時に手掛けたフレスコ壁画が描かれています。毎日12時間壁と向き合い90日間で仕上げられたそうです。

なお、藤田嗣治作品を亡くなる間際まで守り続けた妻君代さんが2009年からこの地に眠られています。

さて「ランス美術館展」ですが、後半はほぼ「藤田嗣治展」でした。
熊本県立美術館は、藤田の系譜を辿ることを研究の一つとしていますので、開館40周年を飾るにふさわしい展覧会であったと思えます。

次回はぜひ熊本で「グラン・レオナール・フジタ展」でも開催してほしいものです。


次に、熊本城から10分程歩き、
熊本市上通(かみとおり)の長崎書店に行きました。

店内では油彩画家と陶芸家のコラボによる2人展が開催中でした。

「二人の視線」(~8/31まで)

画家 澤村武山 さん
陶芸 石井啓一 さん

それはありふれた風景、ありふれた器かもしれません。
しかし、その作品は一瞬時が止まったような静謐な世界を感じさせます。
日常とは、こんなにも美しかったのかと。

 
ギャラリーは4畳半ほどの面積ですが壁面いっぱいを使って作品が並べられています。


澤村さんの油彩画では熊本県津奈木町をモチーフとした作品が目を引きました。

 
石井さんは普段使いでこじゃれた作風がいいですね!


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