せからしか我が家

毎日がイベントの我が家!「せからしか」家族の暮らしと共に綴った亭主の日記!おやじランナーは伸びしろあるね~! ※せからしか=うるさい≧にぎやか

カテゴリ: 全国の美術館と博物館

小学6年生、息子の小学生最後の夏休みは、8月8日から19日まで、たった12日間しかありませんでした。
たった12日間ですよ!全国津々浦々、最長42日間の学校と比較すると30日間の開きがあります。

例年ですと、家族旅行をおねだりしたり、サッカーの練習や試合をがんばったり、祖父母の家に参って小遣いを無心したり、その合間に?理科の自由研究や集中した学習に取り組んだりするなど充実した休み期間を過ごせたのでしょうけど・・・。

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力をつける機会だと、楽しみにしていたサッカーの合宿は中止となりましたが、くじけることなく前向きに取り組んでいます。(15番が愚息)

すべてはコロナウイルス感染症が台無しにしてくれました。

ただし、経済の循環等々大人の都合で、重症化リスクが比較的低い子どもたちまで制限を受けて、大切な時間を奪っている気もしており、気の毒でなりません。

大人なら「一年延期」で済みますが、子どもたち、学生たちには「その時しかない重要な期間」です。

そこで、罪滅ぼしか舐犢の愛か、少しでも小学生最後の夏休みを満喫させてやりたいと思い、幾何かのイベントを試みました。

まずは、我が家のウッドデッキにプールを出しました。
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大規模の民間プールには連れて行けず、市民プールや学校開放のプールは閉鎖中です。

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素直に戯れてくれる息子に感謝します(^^)

水替えを頻繁に行ったり、次亜塩素酸カルシウム(カルキ)を入れてコロナ対策にも心がけました。

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プールサイドで優雅に読書(コロコロコミック)に勤しむ息子

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当然、親父ものっかります。

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そのアクアデッキにて、おうち焼肉を決行しました。

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アスパラ、えのきのホイル焼き
奥には豆苗のベーコン巻
さらには、実家からお取り寄せした特大ニンニクの薫りをエビにつけました。

今夏はホットプレートを新調したのですよ!
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コイズミKIH-1411

焼肉ができる波型プレート、お好み焼き等ができる平面プレート、お鍋に加えて、上下分離させるとIH調理器単体としても使えます。

炭火網焼きもおいしいのですが、我が家では、手軽さと焼き加減の調節等々からホットプレートを愛用しており、数年前の型落ち品とはいえ、十数年愛用してきたものに比べると能力の高さは圧倒的でした。


さて、お盆明けの平日(火曜日)に息子を連れて熊本市のサクラマチに出かけました。
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親子2人で、熊本城ホールにて開催中の「特別展ミイラ」を鑑賞しました。

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同展は、本来3/25~6/7の開催予定でしたが、コロナの影響で大幅に会期が変更になりました。

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「この秋、世界からやってくる43体のミイラ達。」

この秋?

どうやらリーフレットは東京の巡回展の使いまわしのようです。

さておき、展覧会ですが、一口にミイラと言っても世界中で様々なものがあり、権力者の神々に対する畏敬の念、再生や生活の維持への願い、村の守り神としてのミイラ。
一方で、自然の湿泥の中から発見され鎮魂されたかどうかも定かでないミイラなど多数展示されていました。

観覧前には少し恐ろしがっていた息子ですが、会場内では大沢たかおさんによる分かり易い音声ガイドを聴きながら熱心に鑑賞していました。

息子は、図録や書籍を読み込んだ亭主よりずっとずっとミイラに詳しいのではないでしょうか?

展覧会の最後には物販コーナーが設けられており、我が息子との展覧会鑑賞のお土産の定番は

海洋堂のガチャガチャ

今回は全4種類あります
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インカ帝国時代の「若い女性ミイラ」が出ました。

インカ帝国のミイラの特徴は全身を布で覆いかぶせることに特徴がありますが、このミイラは盗掘者によりミイラ包みを破壊したことにより姿が現れています。頭の右側にある手の中には茶色の毛糸玉が見られます。

「特別展ミイラ」は熊本城ホールで9月5日まで開催中!
コロナ対策もばっちり取られていましたよ!

展覧会鑑賞後は、盆明け平日でガラガラのサクラマチを散策して、栄養をつけるために

あか牛ダイニング yokayoka に行きました。
https://sakuramachi-kumamoto.jp/shop/yokayoka

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テラスを眺めることができる窓際の席でした。

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平日とはいえガラガラ!

息子は
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炎のハンバーグセット

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目の前でアルコールに火をつけてくれます。

「父ちゃん、これ何て言うか知ってる?」

「フランベって言うとバイ!」

さすが、グルメの息子です!

亭主は
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一日限定10食 本日のステーキ

父子二人だけで肉を食らい、帰宅後にママからの冷たい視線を浴びたのは言うまでもありません(^^;;


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1月の休日、北九州門司港から山口県下関市の唐戸港へ向け出航!

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下関市立しものせき水族館海響館

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唐戸市場へ行きました。
なお、当日は雨が降り、海も波が高くカメラを守るために船からの写真が撮れませんでした。
よって、2016年に参った晴天の写真をアップしています。


海響館は、
関門海峡に臨む「海のいのち、海といのち」をメインコンセプトとした水族館です。

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大水槽の水面と関門海峡の水平線が重なり関門橋を借景とした素晴らしい眺望が楽しめます。

なお、この大水槽は三つに仕切られており、下関を取り囲む日本海、関門海峡、瀬戸内海の様子を再現しています。関門海峡は最も狭い所は幅が約650mしかなく、潮の干満によってとても速い潮流が生まれます。水槽ではその速い潮流を水槽の中で再現して、関門海峡で棲む魚の姿を観察することができます。


水族館内では照明が暗く、魚たちの素早い動きもあり、亭主の未熟な腕ではあまりいい写真が撮れません。
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美味しそうなイワシの大群もボケちゃって!

その点
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チンアナゴはじーっとしてくれていいですね。

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キングペンギンもじーっとしてくれていいですね。

なお、海響館の「ペンギン村」は日本最大級のペンギン展示施設としても有名です。

他にも、下関周辺の海で生息する生き物(特にフグ類の展示数日本一!)また、捕鯨基地である下関ならではのシロナガスクジラの標本や世界中の水生生物を中心として、愛くるしいイルカ、アシカ、アザラシくん達を観察することで、生き物の命の尊さや自然環境の大切さを学ぶことができます。

淡水魚も個性的!
 
大迫力!
ピラルクのお食事タイム

見どころたっぷり
海響館のHPはココ
http://www.kaikyokan.com/


さて、水族館で、品定め心が癒されたところで
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徒歩すぐの唐戸市場に行きました。

休日は、観光客や買い出しのお客さんでいっぱい!
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お目当ては握り寿司コーナーや
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ふぐコーナー
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色とりどりの海鮮丼は1,000円

我が家は市場内の食堂でゆっくりランチする予定でしたが、市場の活気に押されて、ついついあれもこれも衝動買いしてしまい、結局、市場内のベンチで美味しいお魚をいただくことにしました。
晴れた日であれば外の広場でお弁当感覚でゆっくりくつろぐことができるのですが、次回来訪時にとっておきましょう。
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中トロ握り

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昨晩にありつけなかったふぐのお刺身

せわしないランチでしたが、大満足!

お土産に「あんこう」を買い求めて帰路につき、夕食は亭主の好物あんこう鍋をいただきました(^^♪

美味かったです!





  

福岡市中央区六本松の福岡市科学館に行きました。
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2017年に複合施設 六本松421の3階~6階部にOPENしました。

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六本松421の2階には蔦屋書店やスタバなどのテナントが入っています。

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科学館へは専用のエスカレーターが設けられています。

昔のように一つの博物館(美術館)が一つの建築物であるといった時代はほぼ絶滅しているのですね。

福岡市科学館の常設エリアには「連携スクエア」として地元企業や研究機関の親子で楽しめる体験型展示がなされています。
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なお、同館の名誉館長は宇宙飛行士の若田光一さんが務められています。

さて、いよいよマンモス展の観覧です。
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今回の企画はフジテレビが携わっています。

大抵、テレビ局が企画する展覧会は、ストーリーが仕込まれておりビジュアル的にも老若男女問わず分かりやすく、一般人が博物館や美術館に足を運びやすい設えに仕上げられています。

具体例として、展覧会のポスターにはあの方が登場!
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右のポスターで横たわっている人類は
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マツコ・デラックスさん
どのような仕事もこなせるマルチっぷりがすごいですよね。


さてさて、展示室内に進むと、早速大型のマンモスの化石標本に驚かされます。
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高さは約3mにも及びます。
マンモスと象の違いはとがった頭頂部とその牙のカーブ
特に長く曲がった牙は有能な雄だった証です。


会場内を進んで行くと、いくつもの特殊な展示ケースがあります。
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今回は貴重な太古の生物の冷凍標本が数点展示されているため、

ケース内の温度は
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なんとマイナス26.8℃

ガラスに結露させずに展示を可能にする日本の技術は素晴らしく、標本が保存されているロシアのマンモスミュージアムでさえもこのような展示は困難だそうです。

今回の生物標本展示は2018年8月にロシア北東連邦大学と近畿大学の研究所の発掘調査の成果が主なものとなっています。

ロシアのシベリア奥地サハ共和国に広がる永久凍土は地球温暖化の影響で年々解けてがけ崩れが進み、数万年間冷凍状態で保存されていた生身の生体が発見されてきているのです。

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写真奥はケナガマンモスの皮膚
3万1150年前のものですが、まだ弾力があり表面には毛穴を見ることができます。

冷凍標本や化石に含まれている炭素の量から、その動物が生きていた時期が分かるそうです。


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写真手前は約4万1000年から2000年前の仔馬、世界ではじめての欠損のない、完全な太古の仔馬の遺骸です。


蹄はまったく摩耗していないことから、生まれて約2週間、ほぼ歩き始めたばかりだったことが分かります。なお、この標本からは血液と尿が採取されているそうですよ。


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こちらは、マンモスの鼻
約3万2700年前に生きていたメスのケナガマンモスの鼻です。

太古の時代に畏怖の対象として生きてきたマンモスですが、一方で貴重な食糧でもありました。特に鼻の部分は骨がなく柔らかいため食糧となったり、また分解されやすいため、このような鼻の全体が分かるようなものはここに展示されているものだけだそうで、まさに世界に一つだけの鼻ですと!

さらに今回は2005年の「愛・地球博」で展示されていたユカギルマンモスの頭部が再び展示されています。
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こちらは写真撮影禁止でしたので、リーフレットから拝借。

さて、展覧会の最後に問いかけられていたのは「マンモス復活」は是か非か?
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1996年に始まった「マンモス復活プロジェクト」

永久凍土に埋もれていたマンモスの身体から取り出した傷んでいない細胞核から人工的にネオマンモス細胞を組み立ててつくろうとするものです。

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課題は山積みでしょうが、中でも倫理的な問題が立ちはだかりますね。


今回の展覧会は、しっかりと息子に考えさせるいい機会となりました。

難しい問題は置いといて、息子はグッズ鑑賞も楽しみ!
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グッズも充実したマンモス展は2/23まで開催!





  


太宰府天満宮に行くのならば、九州国立博物館に立ち寄ることは必須です。
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開催中の特別展(すみません、1/5で閉会でした。)
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三国志 展

実は亭主は昨夏に東京国立博物館で開催された同展に参りました。

2019年8月15日の日記
http://sekarashika.blog.jp/archives/55703215.html

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東京で大盛況に終わった同展が九州にも巡回しているのです。

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日本史や世界史に興味を持ち始めた息子に観覧させたいと思い、引っ張ってきました。


言うまでもありませんが、紀元200年頃の中国における、魏、蜀、呉の3つの国が覇を競いあう三国時代をテーマとした展覧会です。


これは、蜀の将軍張飛(ちょうひ)が愛用していたと言われる蛇矛(じゃぼう)を再現したもの。
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一丈八尺(約4.4m)あり、敵を倒した時に、傷口を広げて、よりダメージを大きくさせることを目的としたとされます。

張飛は、劉備の挙兵と建国に連れ添った人物であり、その人並外れた勇猛さは、中原(ちゅうげん)に轟き、その武勇は、後世にも称えられています。


後に蜀を建国する劉備は張飛、関羽と義兄弟の盃を交わします。
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それが桃園の誓い

横山光輝著 三国志の原画が展示されており、マニア必見であります。

その桃園の誓いで盃をかわしたもう一人が関羽(かんう)将軍
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関羽像

関羽は偉大すぎて神格化され各地で像が祀られています。


蜀の将軍の中で関羽、張飛の次に人気が高い人物に趙雲があげられましょう。
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不利な軍勢の中、単騎で大軍の中を駆け抜け劉備の息子(阿斗)と甘夫人を救出する話が代表的な名場面であり、中国各地に阿斗を抱いた趙雲像が建立されています。

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劉備の息子劉禅(阿斗)を懐に抱いています。


さて、今回の三国志展の主題は魏王である曹操の墓(曹操高陵)の謎に迫っています。
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曹操高陵を再現した展示

曹操は自分の死後、墓の装飾を質素なものにせよと遺言しました。
それでも魏の大王の墓です。相当な宝物などが埋葬されていたに違いありません。

曹操の墓は幾度も盗掘にあっているそうですが、そのような中にも貴重な文化財が多く発掘されています。
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白磁器

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曹操を示す「魏武王(ぎのぶおう)」の名が刻まれた石牌(せきはい)

呉に関連する展示では赤壁の戦い(レッドクリフ)における弩(ど)から放たれた数万の矢をイメージした展示
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弩(ど)



この三国志展 グッズも充実
つーか、痛快!

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「げーっ 孔明!」
「だまれ!」
「温州蜜柑でございます。」 等々の横山三国志の名セリフをプリントしたタオル、Tシャツ、文具・・・。

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今回、時間がなくじっくりと見れず、買えず、残念!

亭主は
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桃園の誓いでの酒器が欲しかった!

東京展では、息子に
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曹操と孔明のミニフィギュア(ガチャ)を土産としました。(写真は展覧会での展示昨日)

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フィギュアはベトナムの王 孟獲のものが欲しかった。
東京展で孟獲は諸葛亮と一緒に展示されているのが興味深かったです。

あーっ、もう一度行って孔明扇を買いたい!




  

熊本市桜町

熊本城ホールで開催されているアートアクアリウム城を観覧しました。
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アートアクアリウムとは、アートアクアリウムアーチスト 木村英智氏がプロデュースする幻想的な水中アート展覧会です。

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和をモチーフにデザインされた水槽と、LEDライティングやプロジェクションマッピングなどを融合させ、2007年より日本各地で開催され、入場者累計1,000万人を超えたそうです。スゲー!

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金魚も一般的なものから珍しいもの、大小さまざま、時には50cmはあろうかというジャンボ金魚まで。
魚口密度パンパンで少し心配!

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キャリコと水泡眼のミックスでしょうか?

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水泡眼大好き!

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もちろん出目金も大好き!

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これは、コメットさんでしょうかね?

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ピンポンパール!

どれも、器や水槽内の装飾が素晴らしいですね~

そもそも、亭主は金魚愛好家であり、このように美しい環境の中で美しい金魚ちゃんたちを愛でてみたいと思い、過去に東錦やランチュウなどの種を自宅で飼っていたのですが寿命か病気か分かりませんが長命には至らず、水質や水温等飼育環境の維持管理にはいつも苦心していたものです。

一般の家庭で美しい観賞魚を眺めて日常から解放されるためには、その裏で金魚の健康管理のための知識と労働に加えて時間の余裕も求められます。我が家には、このように「よそのお宅」で飼われている金魚ちゃんたちを鑑賞して非日常に浸るくらいでちょうどいいのかも知れません。

この展覧会を鑑賞した息子が「金魚すくいやりたい!」と言わなかったのは、金魚飼育の苦労と亡くしてしまった時の悲しさを知っているからでしょう。命を再認識するいい機会になったでしょう。

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金魚神社も祭られていました。
お賽銭を投入しました。がんばった金魚たちのエサ代に充てて欲しいです。

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グッズは和もの、洋ものとも色とりどり!

なお、会場となった熊本城ホールのこけら落としのイベントのようでしたが、このようなイベントが開催されるハコものがアクセスのよい街中にOPENしたこともこれからの子ども達にとって良かっただろうと思います(^^)




  

東京に参ったならば田舎には巡回して来ない展覧会を堪能せねばなりません。

まずは六本木ヒルズへ

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森アーツセンターギャラリーで開催中の


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「進撃の巨人展FINAL」を鑑賞しました。

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まずは、調査兵団のお姉さんが前説
「壁の外か中か?どちらかを選んでください」ですって!


そこから始まります。

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「壁の外」からの風景です。

展覧会は100点を超える原画を中心に構成されていました。
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エレン、ミカサなど登場人物の名場面が原画で追えます!
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リヴァイ兵長は原画でも格好いい!

「心臓を捧げよっ!」


展覧会場は一部を除いて動画も撮影OK!
 

グッズも商品数がハンパないです!
セリフプリントクッキーが完売だったのが残念!

カフェも充実

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秋からは大阪にも巡回するそうです。もう一回行けないかな~?


さて、次は~ うえの~ うえの~

いつ来ても何かやっている上野界隈です。

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東京国立博物館に参りました。

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平成館で開催中の

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「特別展 三国志」

本展覧会は「リアル三国志」を合言葉に、漢から三国の時代の文物を最新の成果によって読み解かれています。


2世紀末、漢王朝の権威がかげりをみせるなか、各地の有力武将が次々に歴史の表舞台へと躍り出ました。そうして魏、蜀、呉の三国が天下を分かち、新時代へと向かう大きなうねりとなりました。


近年、三国志をめぐる研究は2009年に発見された曹操を葬った墓である曹操高陵(そうそうこうりょう)の発掘など空前の活況を呈しています。それらは実物ならではの説得力と、歴史書や物語をしのぐ迫力があります。

最近はパロディでも使われる横山光輝の三国志

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「桃園の誓い」の場面

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「関帝廟壁画」18世紀
蜀の武将 関羽 の廟内に鮮やかな色彩で描かれた壁画です。


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「関羽像」 15〜16世紀 青銅製
武神として尊崇を集める関羽の像は次第に恰幅が良くなりますが、本像はスリムな「美関羽」です。

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「趙雲像」 17〜18世紀 木製

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趙雲は蜀の五虎大将軍の一人

建安13年(紀元208年)、長坂の戦いで曹操率いる5000の兵に追いつかれた劉備は妻子を捨てて逃走した中で、趙雲は単騎で大軍の中を駆け抜け阿斗(劉備の息子劉禅)と甘夫人を救出する話は趙雲の武勇伝の一つであり、当像にも阿斗の表情が見えます。中国各地に阿斗を抱いた趙雲像が建立されています。

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取材不足で申し訳ありません。
時間が少なく何が何だか分からなくなってしまいました。

なお、会場内は「全作品写真撮影ができます!」
会場の装飾も凝っており
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「弩(ど:ボーガンのような武器)」から放たれた頭上を飛ぶ1,000本以上の矢は、三国志の中での「赤壁の戦い(レッドクリフ)」の様子を思い起こさせます。

弩は矢を200m飛ばせる威力があったということです。


また、今回の天覧会の目玉である「曹操高陵(そうそうこうりょう)」の内部が原寸大で再現されています。

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曹操は生前より質素倹約を好んでおり、自分の墓も華美にしないように遺言していたそうです。
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「石牌 魏武王常所用挌虎大戟」一級文物(2008年出土)
(ぎのぶおう つねにもちいるところの かくこだいげき)

魏の武王は曹操を指し、この石碑(石のふだ)が出土した墓こそが、長年謎とされてきた曹操高陵であることの決め手となっています。


展覧会グッズも充実!
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桃園結義 酒器セット

中国史に精通している吉川晃司さんはこう語っています。

「結局、兵(つわもの)どもが夢の跡で(三国の英雄たちは天下統一を)誰も成就できなかった。人間ははかないものだから今をきっちり生きようと思えるんです。」

御意!

さて、名作、名品を堪能した後はアシモモ~さんと献杯を酌み交わしました。
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初日は銀座

お目当ての餃子は食べることができませんでしたが、ふらっと入ったお店でもクオリティの高さが垣間見え、酒が進みました。

翌日はアシモモ~邸におじゃまいたしました。

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アシモモ~さんとモモヅマ~さんの御邸宅は、東京の夜景が一望できる超高級マンションであります。

モモヅマ~さんの手料理にジョージアワインがついつい進み、しまいにはマンション内に開設されている高層階のバーにまで連れて行っていただきました。

お二人には心より末永く健康で幸せな生活を営んでいただきたいと祈念致します。





  

熊本県南の球磨郡錦町
人吉盆地の中の高台に先日オープンした博物館

にしき ひみつ基地ミュージアム
(人吉海軍航空基地跡)に行きました。
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長屋造りの建物です。

亭主にとってはなじみの経路ですが、現地までは道路標識もまだ整っておらず非常に分かりづらいです。ご注意ください。

開館時間は10:00〜16:00
休館日は火曜日と年末年始です。

入館料は、大人500円、小中学生300円です。

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建物は木造。おそらく地元の木材をふんだんに使ってあると思われます。


そもそも、ここは何の目的で建てられた博物館なのか?


太平洋戦争末期の1943年11月、九州山地にかこまれた海のない人吉盆地の錦町・相良村に広大な飛行場や教育施設、無数の地下施設がつくられました。この博物館はその跡地に建てられたものです。


その「人吉海軍航空基地」がどのような活動をしていたのか。そして、戦争末期の情勢と地元の人々の生活はどうだったのかを体感する博物館です。


常設展示では、当時の戦況にあわせて基地の役割や活動が変化する様を、大型の壁面年表で解説されています。


人吉海軍航空基地は昭和19年2月から人吉海軍航空隊として予科練生の教育施設としてエンジニアやパイロットの養成を目指していました。


唯一写真を撮影することができた壁面を紹介します。
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通称「赤とんぼ」と呼ばれた九三式中間練習機(きゅうさんしきちゅうかんれんしゅうき)です。
1933年に一号機が完成したため九三式なのでしょうか?
(1931年完成の機は九一式)

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実物の車輪に手をふれることができます。


展示のキャプションから、昭和20年11月に、米軍が計画していた本土進出計画は基地のわずか20km先だったことが分かります。
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昭和20年になり、戦況が悪化すると基地での教育は停止され、3月、5月には空襲で大打撃を受け、その後、米軍上陸に備えて本土防衛を目的とした施設になりました。

なお、3月の空襲では地域の住民4人も死亡しています。


館内では他にも、基地跡に関連する発掘品や、戦争体験者の証言映像から、当時そこにいた訓練生や地域の人々の生活、基地の様子、戦争の悲惨さを感じることができます。


建物内だけでは、500円の入館料は高い!と言わざるを得ないほど、展示物があまりにも少なく、壁面やリーフレットの説明も来館者に何を伝えたいのか分かりづらいです。

しかし、この施設の真骨頂は館外です。周辺一体がフィールドミュージアムになっているところです。

そのことを知らない来館者が、すぐに帰って行ってしまっていました。

亭主も、次回のガイドツアー開始まで30分、さらにガイド30分の時間はないかなあと思い、館内の展示と少しばかりのミュージアムショップを見て帰ろうとしました。

すると館の方が申し訳なさそうに「少しだけなら私が案内しますよ」とおっしゃってくださり、甘えさせてもらいました。なんと贅沢な!

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館の北側には戦中の1,500m滑走路の一部が生活道路として残っています。
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戦後の農地開発で幅は4mほどになってしまいましたが、当時の幅は約50mあったそうです。

滑走路跡の東端、林の中を整備された階段をしばらく降ると小さな神社があります。

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木上加茂神社

「きのえ」と呼びます。大きな二本の杉の木が二の鳥居となる小さな神社です。屋根は戦時中は茅葺きでしたが、現在は金属で葺き直されています。カバー工法ですね。

終戦時には、この神社で玉音放送も流されましたが、雑音がひどく聴き取れるものではなかったそうです。

その神社の傍らに
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地下魚雷調整場の遺構があります。

基地向かい側にある林の中では、特攻用ボート「震洋」の製造も行われました。


ヘルメットをかぶり、ガイドさんの案内のもと、遺構の中に入ることができます。
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壁の凹凸は洞窟を掘ったツルハシの跡です。

洞窟の中にコンクリート造りの魚雷調整場がありました。
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戦時中にここで魚雷が製造されていたのですね。

周辺には、このように当時のままの防空壕、居住区跡、工場跡など多くの遺跡が当時の風景と同様に残されています。

そんなことはつゆ知らず軽い気持ちで立ち寄ってしまった自分に猛省しました。

と共に、遺跡の管理と保存に加えて、戦後GHQの焚書坑儒で失われた記録の掘り起こしが急務であり、多くの方々に知ってもらうための研究が進めば、多くの方々に来てもらえるポテンシャルはあるでしょう。

しかし、それを町が行う必要があるのか?

戦犯を除き、お国のために尽くした方々の顕彰は難しいものがありますが、遺構の保存管理は県や国がしっかりと施すべきではないだろうかと思った次第です。






  

我が家の関西旅行はある程度パターンが定まっておりまして、

大概は

一日目 野球観戦
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二日目 USJ
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そして三日目は
例年、亭主のプランニングによります。

せっかく高い交通費を払って関西まで行くので(貧乏性)、事前に様々な情報をリサーチして無駄が生じないようにします。この三日目のプランこそが亭主のマネジメント能力が問われるところです。さらに、この基本形に、粉モンや串カツなどのグルメやショッピングを盛り込むというのが我が家式の旅行形態です。

過年度の旅を調べますと、
2015年→あべのハルカスと天王寺動物園アイファー
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2016年→日清カップヌードル記念館
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昨2017年→よしもと新喜劇
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でした。


今年の大阪三日目オプションは、大阪万博記念公園に行きました。
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モノレール万博記念公園駅を出ると観覧車オオサカホイールとららぽーとはすぐです。

そちらには少ししか立ち寄らず、今回は

太陽の搭の内部が1970年以来実に48年ぶりに公開されており、そちらが目的です。
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太陽の搭は高さ70m、基底部の直径20m、腕の長さ25mに及ぶ巨大アートです。その異様な風貌は、西洋の美的基準からも日本美の伝統からも外れていて、世界を見渡しても似たものは一つもありません。

この搭はいったいなにを表しているのか、作家である岡本太郎はなにも語らず1996年に逝去しており、今となってはよくわかりません。

しかし、特徴的な3つの顔についてははっきりしています。
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お腹の《太陽の顔》は「現在」を表し、
頂部の《黄金の顔》は「未来」を表し、

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搭の背部の《黒い太陽》は「過去」を表しています。

岡本太郎は、
「人間の身体、精神のうちには、いつでも人類の過去、現在、未来が一体になって輪廻している。」と考えていました。


その太陽の搭は大阪万博閉幕後も取り壊されず、1975年に永久保存が決まり、1992年の大規模改修、2016年には耐震補強工事及びほったらかしにされ廃墟同然だった内部の再生工事が始まり、2018年、48年ぶりに搭内部の公開が始まりました。


塔内部の観覧は4ヶ月前から予約ができますが、土日祝日はすぐに埋まってしまいます。我が家は5月中旬の夜中にPCから予約を済ませることができました。

太陽の塔の裏側からスロープを降りると、地下に塔内部の入場口があります。

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入場口外にはロゴマークが掲げられています。

まず、細かい禁止事項を係員の方が説明されます。この先からは一切の撮影ができないこと、観覧は時間ごとに人数が決まっていること、等々。

かなり制限が細かいのは、塔内を階段で徐々に上に登っていきながら観覧するシステムであるため、一度に多くの人々を捌くことが不可能であったり、階段の途中からの落下物で階下の人や作品を傷つけないためだと思われます。

まず、太陽の塔の設計当初のデッサンの展示があります。外国のホテルで頭に浮かんだであろう貴重な資料も観ることができました。

そして次の部屋に着くと、そこには
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2018年に復元された第4の顔《地底の太陽》を中心として、神像や仮面のバックに万博当時の映像が流されていました。
(クラブツーリズムHPより)

復刻 地底の太陽 をじっくり鑑賞した後はメインの部屋というか空間に16名ずつ案内されます。

そこには
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巨大なアートオブジェ「生命の樹」が蘇っていました。
(クラブツーリズムHPより)

搭の胎内に、地上から上へ伸びるそのオブジェは高さ41mにおよびます。天空に伸びる1本の樹体に単細胞生物からクロマニョン人まで33種の生物がはりついた展示です。

塔内は耐震補強のため壁は20cm内側に厚くなり、軽量化のためエスカレーターは撤去され階段に変わっています。

展示空間の上段では搭の両腕の内部空間を見ることもできます。
当時は搭の右腕からエスカレーターで大屋根の展示へ来場者を運んでいたそうです。

亭主は、太陽の搭のその外観で圧倒され!内部展示でも圧倒されました!

搭の建築当時は、足場は木材で組まれていたようです。

亭主が生まれた1年前には、このように強いエネルギーを持った設計がなされ、巨大なアートとして実際に建築されていたことに、ただただ、「昔の人はすごい!」と感嘆した次第です。





  

阪神電車御影駅から普通電車に乗り換えて岩屋駅に到着して、南へ徒歩8分
兵庫県立美術館に着きました。
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おや?
安藤忠雄設計の美術館をカエルがジャック!


兵庫県立美術館には昨年に続いての観覧です。

2017年11月29日の日記「大エルミタージュ美術館展in兵庫県美!」
http://sekarashika.blog.jp/archives/2017-11-29.html


建物の中は涼しげなコンクリート造
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名品のタペストリーが並ぶ展示室の入口

プラド美術館
ベラスケスと絵画の栄光
に参りました。
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チラシ右は
《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》1635頃
ディエゴ・ベラスケス

馬に騎乗している少年はスペイン国王フェリペ4世の子どもで次期国王となる予定でしたが16歳で亡くなりました。

背景はマドリード近く、ベラスケスは人物画が有名ですが風景画も得意にしていました。

チラシ左は
《狩猟服姿のフェリペ4世》1632-34
ディエゴ・ベラスケス

ベラスケスは国王の信頼を受けた宮廷画家であり、国王はベラスケスにしか自分の肖像画を描かせませんでした。このように普段着のくつろいだ感じの国王の絵が描かれることはそれだけ信頼が厚かったのでしょう。


世界屈指の美の殿堂として知られるスペイン、マドリードにあるプラド美術館は、スペイン王家の収集品を中心に1819年に開設されました。
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当展覧会は、17世紀スペイン絵画の巨匠ベラスケスの作品7展を中心に、リベーラやスルバラン、ティツィアーノ、ルーベンスなどの傑作を通して展開されています。

珠玉の絵画を一堂に観られるのは10月14日までです!





  

亭主の大阪一人旅

中之島の国立国際美術館に電車で参りました。
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緑色のお京阪電車です。
中之島線に初めて乗りました。

スマホの地図を頼りにして現地に到着しましたが美術館らしき建物がない!

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なんと、2004年に竣工した地下に潜った美術館でした。

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地下2階と3階が展示室になっていました。地上から想像できない広い空間です。

観覧した展覧会は、
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プーシキン美術館展

珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館が所蔵する17世紀から20世紀の風景画65展が展覧されていました。

ロシアの美術館の展覧会は昨年のエルミタージュ美術館展以来です。

亭主が来館した目的は「金曜・土曜の夜間開館中(午後5時〜)は会場内で写真の撮影が可能です。」ですと!

美術品は作者の死後50年を経過すれば著作権は消滅し人類共通の財産となります。(ただし例外があり、先の大戦で敗退した日本は旧連合国等15か国の作者の作品は60年経過すれば著作権は消滅)

世界的で最も著名な画家の一人パブロ・ピカソは1973年に91歳でこの世を去りました。

ピカソの作品は2023年までは著作権が生きていますので今回はアウト。

そのように一部の作品は撮影不可でしたが、画期的なこの企画には賛成です。

夕方からはスマホで静かに撮りまくり、なお、フラッシュ、三脚は禁止です。

SNSにどんどんアップして、感動を共有してください。とのこと。

#プーシキン美術館展

さて、さっそく!

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《庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰》
ピエール=オーギュスト・ルノワール/1876年


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《馬を襲うジャガー》
アンリ・ルソー/1910年

日曜画家である税関史ルソーは想像力を駆使して熱帯のジャングルを描きました。

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《マタモエ、孔雀のいる風景》
ポール・ゴーギャン/1892年


他にも名画が数多く展示されていましたが、今回の主役は

クロード・モネ
1840-1926
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1899年 Wikipediaより

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中央の絵画は
《白い睡蓮》
クロード・モネ/1899年


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《草上の昼食》
クロード・モネ/1866年

狩の合間に休息し食事を楽しむ風景を描いた作品はモネ26歳 印象派の誕生前夜と評された魅力溢れる逸品です。
 
当展覧会は10月14日までのロングラン開催!

毎度、大都市はパッケージとはいえ、素晴らしい名画を観覧することができて羨ましい限りです。





  

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