お祭りでんでん館には八代妙見祭や神楽、棒踊り、女相撲など八代市内各地に伝承する多様な民俗文化財の魅力を紹介する展示棟の他、妙見祭に登場する獅子や笠鉾など大切な文化財を適切な環境で保管するための収蔵棟、祭りや伝統芸能の後継者育成のための場として活用できる伝承ルーム及び、会議室を備えた一般の方も有料で利用できる会議棟があります。

お祭りの躍動感を、向かい合う、うねる大きな屋根で表現しています。

短い材木を編むように組み合わせた屋根の架構は一部の部材を除いて全て八代流通材でできており、最大４列の桁を渡した後、上梁、下梁、母屋を織物のようにかけています。

エントランスは無料です。

有料の１階展示室には笠鉾が展示されていました。
壁面にはマルチ映像が映し出され祭りの雰囲気を体感することができます。

建物裏側には「笠鉾」の収蔵庫へつながる入口がありました。

２階展示室には細川家の九曜紋があしらわれた笠鉾の水引幕が展示されていました。
その他平家の落人が治めた五家荘に伝わる「久連子古代踊」に関する展示がなされていました。

今後、様々な切り口から八代地区の魅力を伝えて欲しいものです。

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