熊本県もついにまん防適用となってしまいました。また暗黒の日々に戻ってしまうのですね。

コロナ第6波が押し寄せる前のある日。仕事の都合で、相良の湯 おおがの宿へ泊まりました。
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ここ2ヶ月で4泊目となりました。
今回は、翌朝に人吉市の文化遺産を巡るランニングを行った時の話です。
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おなじみ国宝青井阿蘇神社
創建は806年と古く、相良藩が地域を治めていた時代に藩の保護を受け栄えました。
地元では青井さんと呼ばれ親しまれています。

青井阿蘇神社HP
 https://aoisan.jp/
過去の日記もご覧ください
 http://sekarashika.blog.jp/archives/58575641.html
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青井大明神」と揮毫された額がかかる桃山式の楼門です。
その青井さんから人吉市内を東進しました。
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相良三十三観音 第十三番札所
観音寺観音堂(かんのんじかんのんどう)
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臨済宗「観音寺」の創建は元中二年(1385年)、七代藩主の前頼(さきより)が開いたものです。そして当地方で初めての、施餓鬼供養が行われたと伝えられています。お堂は本堂の右手にありますが、本尊の両側には釈迦如来と阿弥陀如来がおられます。堂の前には文安五年(1448年)に、天草で奉納された鰐口があり、また山門付近には「汗かき地蔵」や灯篭型の六地蔵塔なども見られます。

その観音寺から約100m進みました。
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相良藩の菩提寺 願成寺に着きました。
人吉城から北東の方角にあたります。
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1233年 人吉城初代相良長頼氏により鬼門の護りとして創建されました。本尊の木造「阿弥陀如来坐像」は国指定重要文化財となっています。
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「石造七重塔」は熊本県指定重要文化財です。
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また、裏手には歴代相良藩主の墓がありました。さらにその脇には観音堂もありました。

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相良三十三観音 一番札所
清水観音堂
名の通り、京都の清水観音を観請しました。
明治になって、人吉城内から今の場所に移されたものです。
慶長五年(1600年)、二十代藩主長毎(ながつね)によって清水寺から勧請され、清水寺に参ったのと同じ功徳があるとされています。
妊婦さんや、お乳の欲しいお母さんの信仰が厚いとのことです。

これまで幾つか観音堂を巡ってきましたが、通常は観音さまはお堂の中に大切に守られており、しっかりと拝むことができるのはお彼岸の時ぐらいとなっています。やはりしかるべき時季に再度巡りたいものだと思いました。

この朝は約10kmを走り、いったん宿に帰りゆっくりとお湯に浸かりました。


温泉で汗冷えした身体をととのえた後は、コンビニでパンをかじるよりも旅の情緒を味わいたくなり、旅宿のそばの喫茶店に行きました。
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SLOW CAFE(スロウカフェ)
人吉市灰久保町11-1
0966-24-6750
朝8:30から営業されているのが嬉しい!
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店内の懐かしい雰囲気は時間が止まったようです。コーヒー一杯から洋食を中心とした食事まで楽しめるお店です。
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モーニングAセット 700円をいただきました。
丁寧に作られているのが分かると思います。

活力が湧きました。
「コロナに負けず!」とばかりは言えません。いよいよ身近に迫ってきました。受け入れる心算もしておかなくてはなりません。


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