球磨郡相良村(さがらむら)の十島菅原神社へ行きました。

相良村は、性がくなる村として「愛」をテーマに地域づくりを進めています。

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福岡の太宰府天満宮と同様に、学問の神様菅原道真公をお祀りする神社です。

最寄りの駅は、くま川鉄道川村駅
令和2年7月豪雨で駅のホームや最寄りの橋梁が流されてしまい、1年以上運休中です。
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コンクリートとアスファルトのホームはグシャグシャに崩れて線路は荒れ果てています。

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登録有形文化財に指定されている駅の待合所は水害で泥に埋まっていますがなお健在でした。

くま川鉄道は運休中ですが、路線の一部を利用したレールサイクル「くまチャリ」が好評営業中です!
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緑のテントの中は?
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テントの奥の方に2台並列に連結された自転車が見えました。誰もいらっしゃらなかったため隙間から覗き見させてもらいました。

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線路上、往復3.4kmを約30分かけて自転車を漕ぎます。屋外で少人数で楽しむことができ、予約も多いとのことです。

さて、本題の
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十島菅原神社の創建は1278〜1288年と鎌倉時代のこと。以来、地域を治めた相良氏によって保護されてきました。

→としますがわら
→とおします・・・
→(受験に)通します!

なるほど!
あやかって参拝される方が多いようです。

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江戸時代中期に建立された鍵屋型の拝殿です。

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また、拝殿の奥行きが長いのが地域的な特徴です。

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拝殿の奥には本殿があり、1589年建立ということが分かっています。

拝殿の周りを含む境内には池があります。
池に十の島があるので「十島」の名がついています。

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道真公の「使いの牛」像も境内にありました。息子の成績が上がるように頭をなでさせていただきました。

国指定重要文化財に指定されている十島菅原神社は、林にひっそりとたたずむ中にもみなぎるパワーが感じられました。


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