亭主の2019年のランニング実績は散々たるものでした。

オリンピックイヤーである2020年は、少しは頑張って自己ベスト更新を目指したいところです。

取り掛かりとして、旅ランは欠かせません。
朝早起きして、車や電車では目にすることができない風景を眺めるのもオツなものです。

まだ夜が開けきらぬ午前6時30分頃
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関門橋の下を船がくぐります。
関門海峡は最も狭い個所で650m、潮の流れが速く国内航路の中でも難所の一つですが、1日大小500隻の船舶が行き交っています。

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和布刈神社(めかりじんじゃ)の鳥居

当社は西暦200年頃創設、九州最北端の神社であり、潮の満ち引きを司っており「導きの神さま」とも言われています。

関門トンネルは3本あります。
関門鉄道トンネル、新関門トンネル(山陽新幹線)、そして今回走破した関門国道(2号線)トンネルです。

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国道トンネルは上下二層構造になっており、上2/3は自動車道、下1/3は人道となっています。人道トンネルも国道2号線ということになります。

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関門トンネル人道入口

車と人は入口が異なります。
車は入口から出口まで約3500mを走りますが、
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人はエレベーターで地下に下り780m先、対岸のエレベーターで地上に出ることで関門海峡を渡ることになります。

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人道トンネルの通行料金は人0円、自転車と原付バイクは20円です。ただしエンジンを切って押して通行しなければなりません。
監視カメラがついているので違反すれば拡声器で注意されるそうです。

いよいよ本州へ向けてトンネル内を走ります。
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トンネル内は急スピードで追い抜くことは禁止されていますが、ウォーキングやジョギングはOKのようです。早朝にも関わらず、学生から高齢者まで割と多くの方々が利用されていました。

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トンネル中央、かつ福岡県と山口県の県境、かつ最深部で海面から58mの深さです。

快調に走っていましたが、ここからは上りとなり脚の運びが鈍ります。
しかし、トンネル内には常に外部から空気が流れ込んでいるため息が切れるようなことはありません。

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対岸の下関に着きました。

源平最後の合戦の壇ノ浦を眺めて帰る予定でしたが、辺りはまだまだ暗く雨も止まず直ぐにトンネル内に引き返しました。

再び九州へ!
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片道780mの直線路ですが、全天候型で暑さと寒さを防ぐことができ、アップとダウンも交互にあり近所のランナーにはいい練習コースとなっていることでしょう。

再び九州へ戻って参りました。
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和布刈神社の鳥居から関門橋を拝みました。

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また、関門海峡を船舶が通ります。
順潮ですので波は穏やかでした。


雨は降っていましたが、無事に帰り着きました。
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門司港駅

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プレミアホテル門司港を臨みました。

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たった約7kmでしたが、普段では味わうことができない朝ランとなりました(^^)