福岡市中央区六本松の福岡市科学館に行きました。
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2017年に複合施設 六本松421の3階~6階部にOPENしました。

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六本松421の2階には蔦屋書店やスタバなどのテナントが入っています。

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科学館へは専用のエスカレーターが設けられています。

昔のように一つの博物館(美術館)が一つの建築物であるといった時代はほぼ絶滅しているのですね。

福岡市科学館の常設エリアには「連携スクエア」として地元企業や研究機関の親子で楽しめる体験型展示がなされています。
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なお、同館の名誉館長は宇宙飛行士の若田光一さんが務められています。

さて、いよいよマンモス展の観覧です。
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今回の企画はフジテレビが携わっています。

大抵、テレビ局が企画する展覧会は、ストーリーが仕込まれておりビジュアル的にも老若男女問わず分かりやすく、一般人が博物館や美術館に足を運びやすい設えに仕上げられています。

具体例として、展覧会のポスターにはあの方が登場!
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右のポスターで横たわっている人類は
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マツコ・デラックスさん
どのような仕事もこなせるマルチっぷりがすごいですよね。


さてさて、展示室内に進むと、早速大型のマンモスの化石標本に驚かされます。
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高さは約3mにも及びます。
マンモスと象の違いはとがった頭頂部とその牙のカーブ
特に長く曲がった牙は有能な雄だった証です。


会場内を進んで行くと、いくつもの特殊な展示ケースがあります。
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今回は貴重な太古の生物の冷凍標本が数点展示されているため、

ケース内の温度は
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なんとマイナス26.8℃

ガラスに結露させずに展示を可能にする日本の技術は素晴らしく、標本が保存されているロシアのマンモスミュージアムでさえもこのような展示は困難だそうです。

今回の生物標本展示は2018年8月にロシア北東連邦大学と近畿大学の研究所の発掘調査の成果が主なものとなっています。

ロシアのシベリア奥地サハ共和国に広がる永久凍土は地球温暖化の影響で年々解けてがけ崩れが進み、数万年間冷凍状態で保存されていた生身の生体が発見されてきているのです。

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写真奥はケナガマンモスの皮膚
3万1150年前のものですが、まだ弾力があり表面には毛穴を見ることができます。

冷凍標本や化石に含まれている炭素の量から、その動物が生きていた時期が分かるそうです。


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写真手前は約4万1000年から2000年前の仔馬、世界ではじめての欠損のない、完全な太古の仔馬の遺骸です。


蹄はまったく摩耗していないことから、生まれて約2週間、ほぼ歩き始めたばかりだったことが分かります。なお、この標本からは血液と尿が採取されているそうですよ。


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こちらは、マンモスの鼻
約3万2700年前に生きていたメスのケナガマンモスの鼻です。

太古の時代に畏怖の対象として生きてきたマンモスですが、一方で貴重な食糧でもありました。特に鼻の部分は骨がなく柔らかいため食糧となったり、また分解されやすいため、このような鼻の全体が分かるようなものはここに展示されているものだけだそうで、まさに世界に一つだけの鼻ですと!

さらに今回は2005年の「愛・地球博」で展示されていたユカギルマンモスの頭部が再び展示されています。
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こちらは写真撮影禁止でしたので、リーフレットから拝借。

さて、展覧会の最後に問いかけられていたのは「マンモス復活」は是か非か?
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1996年に始まった「マンモス復活プロジェクト」

永久凍土に埋もれていたマンモスの身体から取り出した傷んでいない細胞核から人工的にネオマンモス細胞を組み立ててつくろうとするものです。

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課題は山積みでしょうが、中でも倫理的な問題が立ちはだかりますね。


今回の展覧会は、しっかりと息子に考えさせるいい機会となりました。

難しい問題は置いといて、息子はグッズ鑑賞も楽しみ!
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グッズも充実したマンモス展は2/23まで開催!