亭主の大阪一人旅

中之島の国立国際美術館に電車で参りました。
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緑色のお京阪電車です。
中之島線に初めて乗りました。

スマホの地図を頼りにして現地に到着しましたが美術館らしき建物がない!

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なんと、2004年に竣工した地下に潜った美術館でした。

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地下2階と3階が展示室になっていました。地上から想像できない広い空間です。

観覧した展覧会は、
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プーシキン美術館展

珠玉のフランス絵画コレクションで知られるモスクワのプーシキン美術館が所蔵する17世紀から20世紀の風景画65展が展覧されていました。

ロシアの美術館の展覧会は昨年のエルミタージュ美術館展以来です。

亭主が来館した目的は「金曜・土曜の夜間開館中(午後5時〜)は会場内で写真の撮影が可能です。」ですと!

美術品は作者の死後50年を経過すれば著作権は消滅し人類共通の財産となります。(ただし例外があり、先の大戦で敗退した日本は旧連合国等15か国の作者の作品は60年経過すれば著作権は消滅)

世界的で最も著名な画家の一人パブロ・ピカソは1973年に91歳でこの世を去りました。

ピカソの作品は2023年までは著作権が生きていますので今回はアウト。

そのように一部の作品は撮影不可でしたが、画期的なこの企画には賛成です。

夕方からはスマホで静かに撮りまくり、なお、フラッシュ、三脚は禁止です。

SNSにどんどんアップして、感動を共有してください。とのこと。

#プーシキン美術館展

さて、さっそく!

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《庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰》
ピエール=オーギュスト・ルノワール/1876年


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《馬を襲うジャガー》
アンリ・ルソー/1910年

日曜画家である税関史ルソーは想像力を駆使して熱帯のジャングルを描きました。

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《マタモエ、孔雀のいる風景》
ポール・ゴーギャン/1892年


他にも名画が数多く展示されていましたが、今回の主役は

クロード・モネ
1840-1926
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1899年 Wikipediaより

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中央の絵画は
《白い睡蓮》
クロード・モネ/1899年


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《草上の昼食》
クロード・モネ/1866年

狩の合間に休息し食事を楽しむ風景を描いた作品はモネ26歳 印象派の誕生前夜と評された魅力溢れる逸品です。
 
当展覧会は10月14日までのロングラン開催!

毎度、大都市はパッケージとはいえ、素晴らしい名画を観覧することができて羨ましい限りです。