平成30年1月7日から西郷隆盛を主人公としたNHK大河ドラマ
「西郷どん(せごどん)」がスタートしました!

気が少し早いようですが、
家族旅行で鹿児島県へ行き、
ゆかりの地を訪ねることにしました🚗

まずは

「西郷隆盛誕生地」
鹿児島市加治屋町の西郷家跡地です。
西郷どん(鈴木亮平さん)と弟の従道が産まれ育った場所です。


公園内に碑が建てられています。

西郷どんは、薩摩藩独自の「郷中(ごじゅう)教育」により少年期を過ごしました。ドラマでは「ごうちゅう」と表記されてましたね。

郷中教育とは、地域ごとに自発的に実践された集団教育であり、最大の特色が「教師なき教育」であり、先輩が後輩を指導し、同輩はお互いに助け合う、いわば学びつつ教え、教えつつ学ぶ」という教育でした。学問のほか、徳育・訓育・体力づくりが中心で、武術の修練は重要で剣術は特に厳しかったそうです。

仲間と切磋琢磨しながら学び次第にリーダーとしての資質を身につけるこの「郷中教育」制度。これはまさに、現代の文科省が推める「主体的、対話的、深い学び(アクティブラーニング)」 そのものであり、コミュニティスクールの原点であることに驚かされます。薩摩藩が幕末から明治維新にかけて活躍していく人材を多く輩出できたのもうなずけるところです。

続いて、維新ふるさと館に行き
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こてこての記念撮影を行い
きら星のごとく輝いた薩摩の英雄方について学んだ後


旧薩摩藩別邸の 
仙厳園に行きました。 

桜島を借景とした広大な庭園をロケ地として、子役さんたちが暴れ周りました。

      
第29代 島津忠義が本邸として使用していた御殿です。明治17年に改築されています。


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望嶽楼(ぼうがくろう)
1600年代 島津光久が琉球国王から献上を受けた東屋であり、後に島津斉彬�(渡辺謙さん)と勝海舟の面会の際にも使われました。

御殿と望嶽楼の間には池があります。

ドラマ内で菓子を盗み食いしようと屋敷に忍び込んだ子どもたちが庭園の池に落ちたシーンはこちらで撮影されました。

さて、第一回目の放送では、隆盛の少年期を演じた 渡邊蒼 さんを始め、子役さんたちの演技が上手かったですね〜(^^)

大河の子役と言えば、
前回2017年 「直虎」新井美羽さんの演技が絶賛されました。
過去にも
2011年「江」芦田愛菜さん、
2010年「龍馬伝」で幼少期の龍馬役濱田龍臣さんもブレイク!
2009年「天地人」加藤清史郎さんは子ども店長で大人気!阪神ファンであることも好感度高いです。
少し古いですが、2003年の「武蔵」では市川海老蔵さん演じる宮本武蔵の弟子 城太郎 の役であった 三浦春馬 さんの演技がとても上手かったのを思い出しました。
 
我が家の子役は
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大河ドラマより「わろてんか」の芸人向きでしょうか?


さてさて、
西郷どんは、最晩年、西南戦争で敗走し、鹿児島市を一望できる城山に立てこもります。この日、城山から桜島の景色は天気に恵まれませんでした。

1877年明治10年9月24日、政府軍の一斉砲撃を受け覚悟を決した西郷どんは、40余名で岩崎谷を駆け下り、最後の抵抗を試みました。

しかし、途中、腰と太ももに二発の銃撃を受け、部下別府晋介に「晋どん、もうここらでよか」と介錯させたそうです。
 
その終焉の地にも碑が建てられています。

今回の旅行では、鹿児島県民の西郷どんに対する信仰の強さと、薩摩藩から明治初期にかけて活躍した偉人に対する敬愛ぶりをあらためて知ることができました。
          
明治維新150年を迎えた今年は、篤姫ブームに湧いた10年前よりも鹿児島の盛り上がりがすごく、また参る機会がありそうです。



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