熊本市南区城南町の「中華料理 龍登園」に行きました。
このお店は亭主の実家と関わりがあり、もし亭主が自伝を刊行するならば(しませんが)幼少期時代の思い出として出てくるお店です。
かつて、このお店は熊本市の託麻団地にありました。
団地住まいの亭主の家族はこちらのお店からよく出前をお願いしていました。
特に亭主の両親は共働きで忙しかったため、鍵っ子だった亭主兄弟は土曜日のお昼ごはんによくお世話になったものです。
創業40年以上は経っており、お店を城南町に移転されていたのは知っていましたが、ようやく幼き日の味を食しに参ることができました。
お店に入ると、お昼時ではありましたが、40人程収容できるテーブルや座敷はフルハウス状態で驚きました。
厨房の奥では懐かしい親子二代で注文に応えていらっしゃいました。
メニューです。小さいですが写真入りで分かりやすいです。
注文を取りにこられたおばさまも昔電話で出前取りをされていた奥様だと思われます。
炒飯(スープ付き) 550円
35年昔は380円位だったような・・。卵、かまぼこ、チャーシューに福神漬、昔はグリーンピースがのっていましたが、他は変わっていません。
出前で頼むとラップがかけてあるので盛りがつぶれて密度が増していました。豆嫌いの父はグリーンピースをどかして食べていました。
レンゲでたっぷりすくい熱々のまま頬張りました。
(ああ〜、この味だ〜)
玉ねぎの甘みがご飯全体に染み渡っています。油の量は適度で独特なジューシーさがあります。他店のチャーハンとは異なる味と言うのは私だけでしょうか?
パリパリ焼きそば 500円
こちらも具材は変わっていません。竹輪がポイントです。
麺は昔の方が細かったような気がします。気のせいでしょうか?
とろみの強さは昔から変わらない特徴です。出前の場合は既にコショウがかかっていました。
この二品が幼き頃、亭主兄弟の栄養源と言っても過言ではありません。
お皿を見ると
こりゃ以前の店舗時代の電話番号ではありませんか!
ママは
ランチ(スーパイコ)600円を頼みました。
甘辛い酢豚の味もまったく以前のままです。
ようやく亭主の帳面が消えました。
お値段安くボリューム満点、家族で行ってくつろげる。ぜひ永く繁栄して欲しいお店です(^^)
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