さあ!第6回神戸マラソンいよいよ当日です。

昨夜にEXPOでもらったチラシの類いを引っ張り出して確認していたところこのようなペーパーを発見しました。

どうやら、神戸市内の小学生の絵手紙作品が印刷されているようです。

これは上手で微笑ましいですね(^^)

それだけではありませんでした。見開きを開くと・・・

なんと!小学生の直筆メッセージが書いてありました!鉛筆の下書きの跡や消しゴムカスが残っており、とてもリアルでおじさんの心を打ちました。

「よーし!おじちゃん優勝目差して(目指して)がんばるけんね!」と誓いました。

そうでした。思い出しました。この神戸マラソンは「復興マラソン」と位置付けられています。そうです!20年前の阪神大震災から見事に立ち直った神戸の街中を熊本県の代表の1人として走らせてもらえるのです。頑張らなければなりません😤
亭主はまたいつものように一人勝手に意気込んで床に着きました💤

宿となった大阪市内から阪神電車でスタート地点へ

 スタート地点を指差す亭主。この時はこの日が波乱に満ちたものとなるとは知りません。

なお、スタート時の天気は曇り、気温は19℃でした。長袖か半袖か?またスタートまでは寒くないか?結論は半袖一枚で🆗でした。

約2万人のランナーの方々が時間差の「ウェーブスタート」で神戸路に駆け出しました。
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神戸新聞社より

生田神社や中華街を過ぎ、10km地点では「鉄人28号のオブジェ」を眺め、しばらく海岸線を走り20km地点では「明石海峡大橋」に最接近しました。ほぼ真下から見上げる同橋はワールドクラスの迫力がありました。
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神戸観光HPより   

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Wikipediaより

さて、亭主ですが30km前でトイレを済ませます。1分半程のロスでしたがここまでは予定どおり6分/kmのペースで走りました。

しかし、この辺りから徐々にペースが落ち出します。左足の親指の爪が痛み出しました。懸案だったシューズのサイズがやはり合わなかったようです。

「ロアッソクマモト!」
「クマモト頑張れ!」
「火の国魂見せろ〜!」

沿道からたくさん応援を頂きました。また、ゼッケンに書かれた実名で声援をくださり、その都度ムチが入りました。

しかし、38km付近ではついに右脚のふくらはぎがつりました。これで、金先生に誓った6分/kmは不可能になりました。

それからの、あとたった4kmが長いこと長いこと。

かつて高橋尚子選手が五輪選考レースで大失速した時、小出監督は「Qちゃんにあと1個 餅(もち)を食わせとくんだった!」と大変後悔されたそうです。

それでもなんとかフィニッシュ‼️

ネットタイムで4時間22分45秒でした。目標から10分遅れてしまいましたが、遅かろうが何だろうが、トイレとアクシデント以外は全て走り切りました。初めての秋のレースで善戦したと、自分で自分をほめてやりたいです。

さて、完走メダルとタオルをもらい着替えを軽く済ませました。

完走メダルはベタなコンテンツですが、カッコいいです😄

「さて銭湯でも入って、べっぴんさんが過ごした街でも見て帰るか(^^)」と満員のポートライナーに乗りました。

すると立ちくらみがして、汗が吹き出します。ガマンできなくなり(途中下車しよう)と思いました。しかし、左側ドア付近にいた亭主の耳に入ってきたアナウンスは「開くドアは右側です。」あと二駅が辛抱できず、亭主は車内でぶっ倒れてしまいました。

席を譲って頂き、なんとか三ノ宮駅のホームの地べたで30分位横になり難を逃れました。どうも脱水症状からくる貧血でしょうかね。過去にも似た経験をしたことがありますので大丈夫でしょう。

新神戸までタクシーを利用しノルマの家族への罪ほろぼしのおみやを買い、新幹線に乗りました。

という訳で神戸観光も満足にできなかった亭主は、

「せめて神戸の味だけでも・・・」と「かつサンド」を帰りの新幹線で賞味しました。
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神戸市内の方々、身内の方々、応援して頂き本当にありがとうございました。

必死で書ききりましたが、この日記は意識が混沌とした中で書いていますので、後日修正が入ります。あしからず😔



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