ここは、長崎県島原港
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のすぐ傍らにある
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船の造船所(ドック)を見る機会がありました。

船のエンジンは大規模であり、
また船体は常に海水に浸かっているので
各部はとても傷みやすく、
定期的に陸にあげて整備を行う必要があります。

亭主が視察した所は「浮きドック」と言われる方式です。

いわば「台座」のようなものを海に沈めておき、
その上に船を入れ、台座ごと船を浮かべて
陸の状態を作り出し
船底をあらわにした上で整備を行います。

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「びっぐあーす」は長崎県の長崎港と五島列島を結ぶ高速船です。

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船底は「双胴型」です。
船底が細ければ抵抗が少なくなり速度が増します。
しかし、旅客船は甲板部に一定の面積が必要であるため
双胴である必要があるのです。

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熊本県の漁業実習船「熊本丸」です。
普段は赤いラインの下は海の中に入ってて見えませんが
全貌は4、5階建て位のビルに匹敵します。

船体は毎年塗装しているそうです。
船は鋼製ですが、あっという間にサビが来て
すぐに穴が開く場合があり、整備は欠かせないそうです。

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その隣には水産庁の船も整備中でした。

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行き帰りはフェリーを利用して
のどかな海を眺めた小旅行でした。


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