夏バテ防止のうまかもんの続編です。

亭主は根っからのビール党
一昔前まではアルコール度数が高い「焼酎」は
ハードすぎてあまり飲めませんでした。

子どもの頃、祖父に焼酎のお湯割りを作った時、
コップから立ち上がる湯気のかおりの
記憶がトラウマにもなっていましたね

そんな亭主を変えてくれたのが
鹿児島奄美群島でしか生産されない「黒糖焼酎」です。

特に「里の曙」という銘柄は
洋酒のようなというか樽漬けされたような
香りでとてもスッキリとしていて
「焼酎をロックで!」という楽しみ方を教えてくれました。

「里の曙 奄美の杜」ボトル
amami1
孤高の画家「田中一村」の絵がラベルに使われています。

この「里の曙」は減圧蒸留で製造された焼酎です。
焼酎の製造法には「常圧(じょうあつ)」「減圧(げんあつ)」があります。

「常圧」は
昔ながらの製造法で
通常気圧の100度で沸騰させたものを蒸留させています。
原材料の風味がそのまま残り、濃厚でコクがあり
米や芋など原料のインパクトが楽しめます。

「減圧」は
蒸留器内の気圧を下げ沸点を低くして、
40度~50度の温度で沸騰させ、
雑味や原料のクセの成分を含んでいない部分のみを、再び液化させます。
そのためクリアですっきりとした味になります。
                           (引用多数です。すみません・・・)


さて、今回奥様の実家からまたまた焼酎を頂きました。

過去にいただいた焼酎は
13/2/9の日記「幻の銘酒 園の露」を参照
http://blog.livedoor.jp/okazy1985/archives/23720525.html

今回いただいたものはコレ
P1040799
なんと、3本も!

P1040800
「三本くびり」が見事!

減圧蒸留で作られた「蔵魂」(ぞっこん)Alc25℃
P1040803
これもまた現在では製造販売されておらず
数少ない貴重な品です。

今回頂いたものは、さらに樽で熟成させてあり
オークの香りが鮮やかでロックでキリリと飲むと
夏バテ防止になる、かどうかは分かりません


10数年前まで使っていたラベルもいただきました。
zokkon1
一升瓶用です。迫力が伝わる書です。

zokkon2
香り米を使用した四合瓶用です。
バックの色と描かれた稲穂がおしゃれです。

過去にいただいたこれらの焼酎
義父は「〇〇ちゃん(亭主のこと)の実家へ」と
プレゼントしてくださるのですが
いつも亭主のコレクションと消えていたため
ついに、しかられました

渋々ですが、次回実家へ帰る際に引き渡します。
しかし、義父が紡いだ歴史の数々
大事に味わいたいものです


ブログランキング・にほんブログ村へ